股関節痛 歪みと動きの修正
20代男子 Kさん
左股関節の痛み
立位では左腸骨の後方変位が大きく左腿裏の緊張が強い。
歩きの観察では、左足着地時に左股関節が外方向に出っ張る動き。
検査の結果、仙骨の調整。
調整後、左腸骨の後方変位は半減、
左股関節の痛みは収まるが、左膝が痛むとの事。
歩きの観察で、着地時に左膝が過伸展する動きとなっていた為、
着地時に膝の過伸展が起きなくなる様に、
簡単な着地修正の動きを行なってもらう。
左膝の痛みも消失。
しかし、まだ左腸骨の後方変位は収まりきっていない状態。
4週後。
膝、股関節の痛みは無くなったが、
歩行時、左股関節にやや違和感がある状態。
立位では腸骨、股関節共、目立つ左右差はないが、
歩きの観察では左股関節が外方向に出っ張る動きがまだある。
股関節の調整後、歩きの観察でも左股関節の
外方向の出っ張る動きがなくなり、違和感も消失。
原因が歪みによる不自然な動きからの、
不快状態だけだった為、動きの正常化と共に問題が無くなった。